XMLファイル形式の公文書の開き方について

 

労働・社会保険関係の電子申請では、XMLファイル形式で発行される公文書があります。

 

このXMLファイル形式の公文書を開くためには、一定の条件があり、利用者側での設定も必要になります。

 

最近、パソコンの買い替え等によるものと思われますが、開き方のお問い合わせが増えてきましたので、もし、開けずにお困りの場合は、以下の2つのQ&Aをご参照いただければと思います。

 

 

【 電子公文書 | e-Gov電子申請より抜粋 】

  • Q.XMLファイル形式の公文書ファイルを開く方法を教えてください。

    開閉ボタン
    A.

    初期設定ではスタイルシート(XSLファイル)を読み込むXMLファイル形式の公文書を開くことができませんが、次の手順により、適切に表示させることができます。

    • Microsoft Edgeの場合

    ① 右上「メニュー」ボタンをクリックし、[設定]をクリックします。

    Edgeの設定

    ② 「既定のブラウザ」を選択し、「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」を有効にします。
      ※ ブラウザの再起動が必要となりますので、「再起動」ボタンを必ず押下してください。

    Edgeの設定

    ③ 以上で必要な設定は完了です。

    XML形式の公文書をブラウザで開いたうえで、右上「メニュー」ボタンを選択し、「その他のツール」>「Internet Explorerモードで再度読み込む」を選択すると、適切に開くことができます。

    Edgeの設定

     

    • Safari(MacOS)の場合

    ① Safariの「環境設定」を選択します。

    Safariの設定

    ② 「詳細」>「メニューバーに"開発"メニューを表示」を有効にします。

    Safariの設定

    ③ Safariの「開発」メニューから「ローカルファイルの制限を無効にする」を選択します。

    Safariの設定

    ④ 以上で設定は完了です。XML形式の公文書を適切に開くことができます。

  • Q.公文書のXMLファイルを別のパソコンで開くと、文字が羅列されたような内容になって、正常に確認することができません。

    開閉ボタン
    A.

    公文書のXMLファイルを保存しているフォルダ内に、XSLスタイルシートがあるかご確認ください。
    電子公文書は、XMLファイルと、その表示形式を定義するXSLスタイルシートが「対」になっています。
    そのため、2つのファイルを別フォルダに分離すると、正常に表示されなくなります。
    他のパソコンにファイルを移動した場合は、2つのファイルを同フォルダ内に格納するようにしてください。

 

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